忙しい社会人で、かつ一人暮らしだと浴槽はあってもシャワーしか浴びないという人がほどんどだと思います。
湯船にお湯を入れてしっかりあたたまると健康にもGoodです。
僕は忙しくても、睡眠時間を削ってでもお風呂に入りたい人なので、お湯に浸かるといいことあるよ!っていう話をします。
湯船に浸かるメリットと入浴のおすすめ

●リラックスできるので、疲労回復に効果が期待できる。
●体を温めると病気予防になる。(低体温になると様々な病気のリスクが上がります。)
●新陳代謝が上がるので老廃物を輩出しやすくなる。
●お肌がつやつやになるので若返った気になります。
昭和生まれの小さい頃は、お家の人と一緒にお風呂に入って10まで数えるとかやりました。
平成生まれのことは分かりませんが、お家の人とお風呂に入るとコミュニケーションもとれそうです。
また、良いアイディアを生み出す場所としてお風呂が知られています。
一日の20分を効果的に入浴に使えたら、肉体的にも精神的にも良いことがあるかもしれませんよ。
僕の場合、半身浴をよくしています。
疲れを取ることはもちろん、考える時間に使えるので僕にとっては貴重な時間です。
昔エステの勉強の延長で入浴についても学びました。
体を温めたり老廃物を排出したりと、美容業にとってお風呂情報は重要でした。
マッサージこそしてもらえませんが、半身浴は一人で行えるエステに近い効能があります。
半身浴

半身浴をすると、無理なくじっくり芯から体を温めることができるのでおすすめです。
就寝1時間前くらいに半身浴を済ませておくと、睡眠の質も高めることができます。
ただ、いくつか注意点があります。
半身浴の注意点
●水位は胃のあたりまでにする。
●肩を出すことになるので、肩を冷やさない様に乾いたタオルを巻く。
●ペットボトルのお水を浴室に持ち込むこと。
中でも重要なのが水分補給です。
流石にお酒をたくさん飲んでから長湯する人はいないと思いますが、入浴前の飲酒も注意です。
壮絶に気持ち悪くなります。
入浴中、自分が思った以上の汗をかきます。
汗をかいたらお水を飲みましょう。
長湯が苦手な人も、水分補給を行って入浴したら、意外と平気だったという話もよく聞きます。
お湯は39℃くらいで、ちょっと長湯する
熱すぎないお湯に、頭皮から汗をかくくらいを目安に長湯します。
頭皮から汗をかくと、顔に向かって汗が垂れてきます。
目安はこのくらいですね。
逆に、烏の行水はNGです。
汗をかくくらい入っていないと効果がありません。
どうしても長湯するのが暇だと言う人は、音楽を聴くのが良いと思います。
防水グッズでスマホをガードして、リラックスできる曲を聴きましょう。
クラッシックとかおすすめです。
個人的に本はおすすめできません。
すぐシナシナになっちゃいます。
いろいろなグッズが出ていますが、完璧な効果は期待できません。
スマホも内部が結露しますので、湯船から遠い場所に置くのがベストです。
恥ずかしくなければ歌もいいです。
歌ではありませんが、僕はよく外郎売をやってます。
「拙者、親方と申すはお立会いの中に御存じのお方もござりませうが、お江戸を発って二十里上方、相州小田原一色町をお過ぎなされて、青物町を登りへおいでなさるれば、欄干橋虎屋藤衛門只今は剃髪致して、円斎と名乗りまする。」
っていうやつです。
「知らんがな!」と言われてしまいますね。
また入浴中のリラクゼーションとして、アロマオイルを湯船に数滴垂らすのもおすすめです。入浴剤とは違った匂いの広がりを楽しめます。
僕はこの「くつろぎ」の匂いが最高に好きです。
お風呂の湯船に2~3滴垂らすと、すごーくリッチな気分になれます。
なんだかすごく良いお湯に浸かっている気分になるので是非試してみてください。
アロマオイルをお風呂で使用すると、油分が天井に付着します。茶色のネバネバしたシミのような物が現れます。アロマオイルは油分なので、温度の高いお風呂で使用すると気化します。
細かな粒子となって、湯気と一緒に上昇します。
すると、天井が汚くなったりカビの元になるので、アロマオイルが天井に着いちゃったら天井のお掃除をしましょう。
良い匂いでリラックスするのと引き換えに、手間が発生することを予め考慮しておいてください。
真冬の場合
気温が下がり、超絶寒い季節だと浴槽のお湯だけでは体を温めることは困難です。
そういう場合は、入浴前にシャワーでアツアツのお湯を壁にかけて、浴室内の温度を上げてから入浴します。
天井にかけるとカビが生えるので、ギリギリ天井に当たらない壁を狙って浴室全体を温めた方が圧倒的に温かく、気持ちいいです。
注意点は、シャワーの温度が高いまま体にかけないようにしましょう。
僕は、設定を戻すのを忘れて時々やってしまいます。
入浴時間
長くても30分で、長湯が苦手な人でも15分くらいにしましょう。
サウナが好きでお風呂に長い事ずっと入っていられる人もいるかと思いますが、長湯過ぎるのも問題です。
何故なら、老廃物の排出と一緒に体に必要な水分や油分も一緒にでてしまうからです。
水分や油分が出過ぎると何が悪いかと言うと、水分の場合は水分補給をしなかった場合湯あたりを起こしやすくなります。
せっかく健康に気を遣っていても長湯をし過ぎると逆効果です。
ほどほどにしましょう。
油分に関しては、冬場などに痒くなる人は乾燥肌なのでそういった人が長湯し過ぎるとお肌の油分も一緒に出てしまい、入浴後に猛烈に痒くなります。
スキンローションなどで保護することを忘れてはいけません。
半身浴を行う場合、人それぞれ体にあった入浴方法があるので慣れていない人は時間を5分単位で増減させて様子を見てみましょう。
これから寒い季節がやってきます。
よく冷え性の人の話を聞きますが、手足が完全に冷えてしまうと作業効率が落ちて気分も落ち込みます。
冷えは大敵だと言いますが、正にそうだと思います。
まとめ

入浴すると疲労回復に効果が期待できます。
乱れた生活リズムのリセットにも貢献できると思います。
●リラックスできるので、疲労回復に効果が期待できる。
●体を温めると病気予防になる。
●新陳代謝が上がるので老廃物を輩出しやすくなる。
●半身浴は水分補給をしながら。
●お湯の温度は39℃くらい。
●肩を冷やさない。
●入浴時間は長くて30分くらい。
という人は、忙しい生活を送るうちに、いつの間にかお風呂の優先順位が下がってしまっただけです。
安心してください。
最近疲れているという人ほど、ゆっくりお風呂に浸かって今日起きたことや、これからやりたい夢についてじっくり考えてみてはいかがでしょうか。
また、最近寝不足だと言う人も体内時計のリセットだと思っていつもより少しだけ長湯を楽しんでみてください。
しっかり体を休める為に、入浴は大切な作業だと思って生活を見直しましょう。
【おわり】