※この度、2019年3月~7月利用分でクラブ33の利用が終了となりました。今後は規約変更がない限り、「JCB THE CLASS」経由でのクラブ33の利用はできません。
当記事を書いて間もなく、記事の存在意義が終了してしまいました。もし宜しければ参考までにご覧ください。以下、2019年3月までの情報となります。ご注意ください。
ネタバレ:最短ルートは「JCBカード」での限られた枠の抽選です。数あるクレジットカードですが、クラブ33に行くことが夢だよ!という方は、どうせ使うならJCBカードを利用しましょう!という話です。現実的に考えて、かないハードルは高めです。
2019年3月5日追記:今後は「JCB THE CLASS」経由でクラブ33の利用はできません。
本記事では、以下の内容を解説します。
・JCBカードを利用して「JCB THE CLASS」を持つ。
・クラブ33の会員に招待してもらう。
この記事を読むと分かること
・クラブ33に行けるかは、ほぼ「運」。
・自力で引き寄せるならJCBカードを利用し上顧客になるしかない。
昔、某有名な会員制の秘密レストランに行きました。改めてなんとか行く方法を探してみたら無理ゲーでした。そう思うと、僕は人生の運の何%かは使ったと思います。
— いぬ (@inublogger) 2019年3月3日
この記事を書いている人
運良くTDL関係者の方にご紹介いただきクラブ33に行ってきました。本当に申し訳ないのですが、僕は生粋のディズニーファンではありません。数年に一度訪れたくなるくらいの好き度です。そんな僕でもクラブ33だけは「もう一度行きたいなぁ。」と思っています。
自力でクラブ33に行くためには、どんな方法があるのでしょうか?
※2019年3月5日現在の情報です。特権のクラブ33の利用が終了します。2019年7月で最後になります。
JCB ザ・クラスが改悪。クラブ33の抽選(東京ディズニーランド 会員制レストラン予約プラン)が終了 https://t.co/RWDGOEeJnk
— まつのすけ (@matsunosuke_jp) 2019年3月5日
非常に残念です。
目次
Club33(クラブ33)に行きたい人はJCBカード一択

クラブ33は、TDL(東京ディズニーランド)内に存在する秘密の会員制レストランです。
何故秘密なのかと言うと、もともとディズニーランド関係者をおもてなしするためのVIP専用レストランだったからです。
TDLは日本の銀行、建設会社、関係各社の協力があって存在することができます。日ごろのスポンサーのご厚意に対してお礼の気持ちで特別な人に対して入店を許可している場所なので、一般には解放していないレストランなのです。
では、何の関係もない一般人には絶対に行けない場所なのか?というとそうではなく、限られた方法ではありますがクラブ33を利用する方法は存在しています。
クラブ33はこんなところ

今ではネットを調べれば、写真付きで詳しい体験談が確認できます。
クラブ33の価値が分かっていない僕でさえ、中に入って食事が出来た時には舞い上がりアウトな写真をSNSに掲載してしまいました。(親切なフォロワーさんが教えてくださったお陰で事故にならずに済みました。本当にありがとうございました。)
そりゃ、行けたら嬉しいですよね。ということで、詳しい場所などはけっこうバレバレです。
本当は絵とか写真とかしっかりレビュー記事として書きたいのですが、2019年3月のJCB THE CLASSの規約変更にあったように、具体的にレビューを書かれてしまうと運営側からしたら嫌ですよね。ただでさえ秘密のレストランなんですから。
あくまでも個人の憶測ですが、JCB THE CLASSへの申し込み数が増えたことと、秘密にしておきたかった内容があまりにも世の中に出過ぎたことが、クラブ33利用終了のきっかけになったのだと思います。
という訳で可能な範囲で文字だけで詳しく書いていくつもりですが、もしアウトな記述があった場合お知らせいただけますと幸いです。僕も条件と線引きを全て把握している訳ではないので…。
至らぬ点がございましたらご教授ください。
※この記事書いてる時点でアウトですって言われたら困るんですけどね。
入口
先ず園内に入るところから、他のお客様とは別の入口から入ります。
これも詳しく言えません。お得意様専用の入口があるんですね。おもてなしを入園の段階から行っているTDLのホスピタリティ(おもてなしの心)には脱帽です。

続いて、有名な「33」の文字の書かれた扉があります。有名なので見たことある人はけっこういらっしゃるかと思います。ぶっちゃけ、人気(ひとけ)がなく「本当にここがクラブ33ですか?」という気持ちになります。
逆に期待感が高まりますね。
例のアクションを行い中に入れてもらいます。
クラブ33の中に足を踏み入れると、そこはTDLとは別空間。違った夢の世界が広がっています。
高級かつ、落ち着いた雰囲気。一気に静かになります。一瞬で別の場所に来たような感覚になりました。
お迎えのキャストさん…キャストさんと言うにはまた違う気がします。あえて「コンシェルジュ」さんとお呼びします。コンシェルジュさんがお迎えに来てくださいます。
ここで僕が感じたのは、確かにドレスコードが必要な雰囲気だと思いました。なんというか、その場にいるだけで気が引き締まるというか…。個人的には、こういう空気が大好きなのでテンションが密かに高揚していくのを感じました。
因みに僕は黒のジャケット、スキニータイプのジーパンに革靴という非常にラフなコーデで行きました。クラブ33での食事の後園内で遊ぶのにスーツなんて似合わな過ぎですからね。
当日の服装は、遊ぶことも考えているのであればセミフォーマルくらいで良いかもしれませんね。正直ドレスコードではないので、何を着ていても良いと思いますが最低限のマナーがあります。気持ちよく過ごすためには、お客さん側も誠意として気を遣う必要はあると思います。
床や壁一つとっても、手の込んだ造りでよい味が出ているというか。歴史を感じる入口でした。なんとも高そうな絨毯だったことを覚えています。
装飾品だけで「いくらかかってんだ?」って感じです。
店内
階段を上がり(エレベーターでも可)、店内に進みます。
重厚かつ、落ち着いた雰囲気で、高級グッズが立ち並ぶ場所を通過してロビーに向かいます。
今思えば、確かにグッズは高かったのですが購入して来れば良かったと後悔しています。
お皿、食器、バッグなどが販売されており、どれも普段使いできそうなハイクラスな物ばかり並んでいました。(クラブ33で買ったグッズを普段使いしていたら、見せびらかしている感が半端ないので、そう考えると購入をためらってしまいました。くそう、貧乏人根性め。)
ロビーはとても広くて快適な空間でした。
ふっかふかのソファー、落ち着く匂い、綺麗に飾られた価値のありそうな絵画や写真たち。自分は「貴族のお家に招かれたのかな?」そんな気分になりました。
席
僕がクラブ33を訪れた際には、8名くらいで席に着きました。
席数としては、目に見える範囲で…ざっと4人席が6~8席、10人クラスのロングテーブルが4席くらいでした。あくまで予想ですが、お忍び席などもあるはずなので80名程度は一度に入店できるのでは?という感じでした。
座り心地のよい椅子と、大人向けに洗練された空間で、正に高級フレンチという雰囲気です。
もしお子さんが一緒の場合でも安心です。小さなお子さんの対応もされていました。
子供用のイスも用意されてましたしね。
席に着くと、店内から園内の様子を見ることができ特別な気持ちにさせてくれます。その後各自名前を聞かれ……お店を出る時に素敵なサプライズがありました。これも秘密にしておきます(^^)/
※(追記:帰る際にとっても素敵なお土産を持って帰ることができます。これは世界に唯一のグッズではないでしょうか。僕は今でも大事に家の金庫に入れてあります。)
お料理
ランチで行ったのですが、お料理は数品のコース料理です。お料理の量は、男性だと腹八分くらいの量でした。
ランチでいただくには、とってもリッチなお料理です。
オードブル、ポワソン、アントレ、デセール、カフェだったと思います…。既に記憶がアヤフヤ…。
また、これも有名な話ですがTDLで唯一お酒がいただける場でもあります。ランチでしたが、シャンパン、ビールをしっかり堪能しました。
プラ(大皿)やアシエット(小皿)、カトラリー(ナイフ、フォーク、スプーン)にディズニーの雰囲気が感じられ、途中トイレに立った後席に戻るとナプキンが有名キャラクターの形に綺麗にたたまれていました。本当に素敵なホスピタリティ(おもてなしの心)だと思いました。こういった気遣いが食事をより素敵な体験に昇華してくれるのだと感じました。
本当に嬉しい気遣い。
ここでテーブルマナーなど所作が気になる方もいらっしゃるかと思いますが、実際は気楽に食事を楽しめる雰囲気です。カッチカチのマナーに縛られて楽しめないってことはないので安心してください。
お店の雰囲気は凄いですが、非常に気楽にお料理を堪能できるので楽しい時間を過ごせます。
ぶっちゃけ、お料理は普通のフレンチという感じでした。死ぬほど美味しいという訳ではなく、クラブ33で食べたから美味しいという雰囲気でした。
ただ、店内の雰囲気やコンシェルジュの細やかなサービスや接客があって、初めてお料理の価値が決まるのだと思います。
個人的な感想で申し訳ありませんが、本当に素敵な空間でした。
客層
僕がクラブ33に行った時は、平日の昼間でした。
周りのテーブルでは目を疑う光景が見られました。なんと、お子さんとお母さんだけ。ママ会のような一角が目に付きました。
真昼間から、ママ数人とお子さんだけが10名くらい…。
貧乏人の僕は「マジかよ…。住む世界が違いすぎる…。」そんなことを考えていました。小さいうちから特別で高級な体験をして育ったら、さぞ立派な大人になるんだろうな。そう考えながら料理を噛みしめました…。
他にも、品が良く落ち着いた雰囲気の美男美女のテーブル、何組かの家族のテーブルがありました。
ここに居る人達全員に年収を聞いて回りたいくらいでした。
そのくらい、その場にいる皆さん全員が落ち着いて食事を楽しんでいました。普段のTDLとはまた違った雰囲気でした。
追記(2019年3月5日)
まつのすけさん(@matsunosuke_jp)のtweetから、2019年7月で「JCB THE CLASS」経由でクラブ33の利用が終了することを知りました。
今後どうやって利用したらいいんだよ。そんな気持ちですね。
以下、2019年3月1日までの情報です。「今までの正攻法」として参考までにご覧ください。
JCB THE CLASSを入手する

JCBカードを利用して「JCB THE CLASS」を持つことで、抽選で一年に一度だけクラブ33を利用することができるかもしれません。
入手すれば確実にクラブ33を利用できる訳ではないんですね。
もともと秘密なうえに、「会員制のレストラン」なので非常に厳しい条件ではありますが一年に一度だけ行くことができるかもしれません…。
では、「JCB THE CLASS」を入手する為にはどうすればよいのでしょうか?
JCB THE CLASSまでの道のり
①JCBゴールドカードを入手する。
②JCBゴールドカードを上手に利用して次のステップ「JCB ゴールド・ザ・プレミア」へランクアップする。
③JCB ゴールド・ザ・プレミアを利用し、「JCB THE CLASS」へランクアップする。
最低でもクレジットカードのランクアップを数回達成しなければ、JCB THE CLASSを持つことはできません。文字でこうやって伝えると「お?マジか、クレカ作って利用してたらいつかJCB THE CLASS持てるんだ。思ったより簡単じゃん!」そう思った方…これがとんでもなく気が遠くなるような無理ゲーなんです。
JCBカードを利用してクラブ33に行こうとした場合、クレジットカードを沢山利用して、支払い遅れなどのトラブルを起こさないように、上顧客として認められるというプロセスを何度か繰り返す必要があります。
無理ゲーの理由を説明します。
JCBゴールドカード

因みに年会費は¥10,000です。
2つの方法があります。JCBゴールドカードは審査が非常に厳しいことで有名なカードです。2種類の方法があると言いましたが、通常は①の普通のJCBカードを利用してある程度信頼の実績を積み上げた上でJCBゴールドカードにランクアップする方法が望ましいです。
何故なら、JCBゴールドカードは「30歳以上で年収500万」くらい社会的ステータスがないと入手が難しいとされています。
①の手順をすっ飛ばして申し込むことも可能ですが、その場合より審査が厳しくなると言われています。
このように、「JCBゴールドカード」の時点で比較的入手難易度が高いカードだと言えます。
JCBゴールドカードは以下のメリットがあります。
・海外旅行で最大1億円の海外旅行傷害保険が付いている。
・空港ラウンジサービスが充実している。
・JCBゴールド ザ・プレミアへ招待してもらえるチャンスがある。
JCBゴールドカードは、海外旅行に行く人にとっては充実した内容です。
クラブ33を目指していて、クレジットカードを普段から利用している場合、先ずJCBゴールドカードを入手するところから始めるべきですね。
無理ゲーと呼ばれる理由がなんとなくお判りいただけましたでしょうか。
実際、今の僕の収入では安定した年収が500万もないので非常に厳しいです。
仮にJCBゴールドカードを入手したとして、次のステップ「JCB ゴールド・ザ・プレミア」に進む為にはどんな条件があるのでしょうか?
JCB ゴールド・ザ・プレミア

JCB ゴールド・ザ・プレミアカードを入手する為には、2年連続でJCBゴールドカードで100万円以上買い物をすると招待が来ます。
因みに年会費は意外と安く¥5,000です。沢山買い物をしてくれれば年会費は安くしますよ!ということですね。
一年の対象期間は12月16日~翌年12月15日(公式サイトより)
招待方法はメールです。(書面で来るかと思いきや、現代的ですね。)
つまり、JCBゴールドカードでかなり買い物をしなければなりません。
ちょっと待ってください。2年連続で100万のお買い物ということは、一年間で100万円。当たり前ですが、 一日に換算すると…¥2,739…約¥2,800…ひと月に換算すると¥83,333…約¥84,000でJCBゴールドカードを利用すれば良い計算になります…(^^)/
おおお!?ってことはですよ。
実際に家賃はJCBカードで支払うことが可能です。(公式サイトより)
これで一つ道が開けましたね!ただ、JCBゴールドカード申し込みの「30歳以上で年収500万」という条件を忘れてはいけません。いくら見通しが明るくてもその生活を維持できなければ、買い物のし過ぎで債務整理や自己破産なんてこともあり得ますからね。計画的に利用しつつ、一定の水準を維持して行けるだけの生活力が必要になります。
では、いよいよ「JCB THE CLASS」の条件です。
JCB THE CLASS

年会費¥54,000…念のためひと月約¥4,500、一日あたり約¥150になります。
入手条件…JCBゴールドカード、JCB ゴールド・ザ・プレミア、JCB プラチナカードを所持していて、利用金額が年間¥1,000~1,500万だとのことです…。(ひええ…。)
¥1,500万を分解して考えてみます。
・一日平均¥41,100の買い物をする。
・月平均¥1,200,000のお買い物をする…。
実際にJCB THE CLASSを所持している方の声を聞いてみると…なんと月に約¥50~80万の買い物を半年続けてJCB THE CLASSにランクアップした人や、年間¥100万の買い物を20年近く続けてやっとJCB THE CLASSの招待を受けた人など、利用金額や条件は様々です。
一先ず細かな条件などは一旦置いといて(いや、重すぎて持てやしねぇ。置かせてくれ、たのむ。)「JCB THE CLASS」を入手するということは、大金持じゃないと不可能だということが分かりました。
例え、JCB THE CLASS入手の条件を達成できたとしても、クラブ33に行く為だけにそこまでの収入を増やすことは目的として弱いと僕は思います。加えて、JCB THE CLASSを入手しても、クラブ33に行くためには抽選という確率運ゲーに勝利しなくてはなりません。たぶん、このクラスになっていたら世界のもっと面白い物や投資などにお金を利用しているでしょう。
という訳で、普通の人が自分一人の力だけでクラブ33に行こうと思った場合、時間とお金がアホみたいに必要になります。
では、「クラブ33の会員に紹介してもらう」という方法を取るか!?
ぶっちゃけ、これもほぼ無理ゲーです。僕の場合、式典の司会をしていてたまたま担当させていただいたお客様がTDL創設に関わる関係者の方だった…。というだけで、完全にお相手のご厚意です。仕事のお礼という形で行かせていただきました。
僕はその方と面識はありますが、仕事の守秘義務があるため直接連絡を取ったり交渉できません。僕は本当に凡人ですのでご了承くださいm(__)m
番外編
どうしてもクラブ33に行きたい!という人は多いと思います。しかし、ハードルがかなりヤバ目です。近い雰囲気を味わいたいのであればおすすめのお店があります。
恵比寿ガーデンプレイスにある、ローストビーフが有名なお店です。予算はディナーで一人¥15,000くらいです。予約の際に、お誕生日や特別なイベントの際には一言伝えておくと非常に楽しいサービスを提供してくれます。僕も大好きで年に数回食事に行きます。


お肉の量がヤバ目です(^^)/
なんとお肉は自分で食べる量をお願いすることが可能で、席にいながら目の前で焼き立てのお肉を切り分けてくれます。
オーブンを搭載したワゴンが目の前まで来てくれて、食べる直前にアツアツを提供してくれるので期待値爆上がりです。
料理の味も大満足ですが、環境(店内の様子)、接客どれをとっても一流に値すると思います。しかも店内の雰囲気が正にディズニーランドそのものなのです!楽しくてわくわくして、非日常的な店内の雰囲気は最高です。
もっと言うのであれば、クラブ33の店内の雰囲気にめちゃめちゃ近い物があります。
店内の装飾、スタッフさん、サービス内容、気遣いなど非常に魅力的なお店です。
どうしてもクラブ33に行ってみたいけど、叶えられそうにない…。そんな人は是非、恵比寿にあるロウリーズ・ザ・プライムリブに行ってみてください。ハマること間違いなしです。
まとめ
記事のポイントをまとめます。
・2019年7月で特権のクラブ33利用が終了…。
・JCB THE CLASSを入手する。
・JCB THE CLASSを利用するに相応しい社会的地位を手に入れる。
・親切な関係者にお願いする。
・無理ゲーなので、コツコツ資産を積み重ねて行く生き方を見つける。
ここまでで、実現可能なようで非常に難しいということを解説しました。
数あるクレジットカードですが、何を使えば良いか選ぶのが大変!という場合には、そのカードの付加価値に注目してみてはいかがでしょうか。
JCBカードであれば、唯一クラブ33に行ける可能性があります。→2019年7月で最後になりました。
相当な努力と鋼のメンタルで自分の稼ぎ方を見つけ実行するしか、夢やチャンスを手にすることはできません。
僅かな可能性ではありますが、クラブ33に行く方法を紹介しました。JCBカードという、非常に魅力的なカードを検討してみてはいかがでしょうか?

【おわり】