ジュースにはたくさんの糖質が含まれており、毎日飲むと病気になってしまいます。野菜ジュースにもたくさんの糖質が含まれています。
その点お茶であれば、ガバガバ飲んでも気になりません。ごぼう茶は期待できる効果が高く、イメージより数段美味しいです。
結論:ごぼう茶の健康効果は高いです。でも、味の好みが分かれると思います。毎日お茶を飲む人に選択肢の一つとして「ごぼう茶」はどうですか?というお話です。
本記事では、以下の内容を解説します。
本記事の内容
・ごぼう茶に期待できる効果を解説します。
・実際に飲んでみた感想をお伝えします。
ごぼう茶、凄まじくごぼうの味!煮物に入れたら美味しくなりそう。つまり、ごぼう茶は「ごぼうの出汁」です。
ごぼう茶を飲んだ感想。
— いぬ (@blog_inu) 2019年2月5日
この記事を読むと分かること
- ごぼう茶がどんな味か分かります。
- 期待できる健康効果が分かります。
この記事を書いている人
普段からよくお茶を飲んでいます。珍しいお茶であれば何でも試してきました。
特に美味しいのはコーン茶だと思っていますが、ごぼう茶も好きです。
今回は、味が印象的だったごぼう茶について解説します。
ごぼう茶は味に難あり…でも?

【美味しさ】★★★★☆…4点 (個人の意見です。)
ごぼう茶の特徴は、なんといってもごぼうチップスの様な味と、期待できる健康効果にあります。
コーン茶に比べると好みは分かれると思います。

ごぼう茶の味をもう少し詳しく言うと、ごぼうチップスの味です。香ばしくて、何だか安心する味、ぶっちゃけ激ウマではないのですが、何故かまた飲みたくなるような癖になる味なんですよ。
土のような木のような…おお大地よ!という雰囲気の味です。
3種類ほど飲みましたが大きな違いはなく、それぞれ「香ばしいごぼうチップスの味」という印象です。
どれも僕は美味しく飲めました。淹れた時にふわっと「体に良さそうな匂い」がしましたが飲んでみると想像の4倍くらい美味しいです。
こんなことを書くと、「え?あんまり美味しそうに思えない…。」と言われそうですが、ごぼう茶は美味しさよりも、得られるリターンにステータスを全振りしたかの様なお茶のなのです。
一体どういうことなのでしょうか?
ごぼう茶の代表的な健康効果を見てみましょう。
ごぼう茶に期待できる健康効果

ごぼう茶も茶外茶(ちゃがいちゃ)という、茶葉を使用しないお茶に区別されます。
茶外茶は、コーン茶、玄米茶、昆布茶、豆茶、たんぽぽ茶などが含まれています。
ごぼう茶はどんな効果が期待できるのかと言うと、次の様になります。
●サポニン(ごぼうの成分)が、コレステロールの吸収を穏やかにしてくれる。
●イヌリン(水溶性食物繊維)が腸内環境を改善し、便秘解消が期待できる。
●他には、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、アルギニン、アスパラギン酸が豊富に含まれており、これらの物質は現代人にとって不足しがちな栄養素です。こういったものを補う事ができる。
●ノンカフェインなので、飲むシーンを選ばない。
良い点を挙げていくとキリがないのでこの辺にしておきます。
更に詳しく効果を見てみます。
コレステロールの吸収を穏やかにしてくれる

ごぼうにはサポニンという物質が含まれています。
サポニンは、サポニゲンと糖から構成される配糖体(糖がグリコシド結合した化合物の総称)の総称です。
化学が苦手な人は「オエッ」ってなりそうなので、簡単に言うと水溶性の物質です。
水溶性ということは水によく溶けます。サポニンは水に溶けると多少泡立つので、昔は石鹸の代用品として使われていました。
人の身体に入るとコレステロールの吸収を邪魔する作用があるので、ダイエット効果が期待できると言われています。
また食物繊維が含まれているので、絡めとって出すことにも一役買ってくれます。
たくさんご飯を食べる人や、ついつい間食してしまう人にごぼう茶は向いていると言えます。
腸内環境を整える

ごぼう茶の原料であるごぼうには、豊富な食物繊維が含まれています。
食物繊維については、ごぼうを食べた方が効果的に摂取できます。ただ、ごぼう茶には多少の水溶性食物繊維が含まれているので整腸作用も期待できます。
食物繊維と整腸作用との関係性がよく分からないと思いますが、実は腸が健康でないと様々な問題が体に現れてしまいます。
肉体の美しさと、健康は腸から…なんて言われたりしていますがどうしてなのでしょうか?
腸には、善玉菌と悪玉菌が住んでいます。体にとってはどちらも共存しなければならない大切な菌です。
腸の調子が悪いと善玉菌と悪玉菌の生存バランスが崩れてしまい、悪玉菌の数が増えてしまいます。すると悪玉菌が人体にとって悪い成分を沢山作りだします。
ニキビができたり、ポリープができたり、ガンになったりと想像したくないことが多数発生します。
悪玉菌が増える原因に、食生活が影響しています。

「お肉やジャンクフードばかり食べていると良くないよ!」なんて親に言われた経験があります。
(ハンバーガーなんかよく引き合いに出されますよね。僕はハンバーガー大好きです。ジャンクフードや外食中心になると、確かに野菜不足にはなりそうです。)
本当にその通りで、悪玉菌はお肉やお魚の動物性たんぱく質をよく好む傾向にあります。
野菜を食べなきゃいけない気がするのはこのせいですね。ずっと言われてるから。
逆に善玉菌は、食物繊維やオリゴ糖などを好みます。
お肉を食べたら、その倍くらい野菜を食べろと言われるのはこのせいですね。
ごぼう茶に微量に含まれている食物繊維を善玉菌にプレゼントして、腸内環境を整えてもらおうではありませんか。
※ごぼう茶にオリゴ糖が含まれているかは不明です。単なるギャグだと思って流してください。
……………。
こういうことを知ると、食生活って大事だなって思います。
毎日忙しくて、お野菜が不足している実感のあるアナタ!?
一度、ごぼう茶を試してみましょう。結構美味しいですよ!
その他の効果

上の腸内環境を整える効果に付随しますが、腸の働きが良くなるとお肌に影響がでてきます。
一見お肌と腸って全然関係ないような気がしますが、体の細胞は全て繋がっています。
人は生き物としての特性上、口から栄養を摂取しないと生きていけません。経口摂取した栄養素はやがて腸に辿り着きます。
腸は栄養を吸収する大事な役目を司る臓器です。もう少し細かく言うと、小腸で栄養素が吸収されて血管を通じて全身に栄養が届けられます。
肌に限らず、栄養がきちんと体全体に届けられると人は元気に生活することができます。
身体の調子が良いから肌も綺麗になるので、肌を綺麗にしたければ健康になることが一番の近道です。
食べて良し!飲んで良し!のごぼうをお茶として気軽に摂取して、いつまでも元気に過ごしたいですね。
味は好みもあるので万人受けしないかもしれませんが、試す価値ありですね。
ごぼう茶唯一のデメリット
コーン茶と同じく、利尿作用が高い気がします。
僕の場合8時間オフィスで働いているのですが、ごぼう茶を水筒に淹れて2杯くらい飲んじゃうと、ひっきりなしにお花を摘みに行くことになっています。
仕事中は、コーヒーを飲んだりお水を飲んだり色々飲んでいる中で、ごぼう茶はダントツでお花畑コースです。
ぶっちぎりなので、仕事が山のようになっている時は控えた方が良いかもしれませんね。
と言うことで、実際に飲んでみて感じたのは利尿作用です。
まとめ
記事のポイントをまとめます。
・ごぼう茶は健康効果が高いお茶なので飲んでみるべし!
・食生活を改めて見直すべし!
・「綺麗になりたい」のであれば腸内環境を整えるべし!
個人的には、梅昆布茶が飲める人であれば問題なくごぼう茶が好きになると思います。
何となく和風の味わいなので。
コーヒーや紅茶の健康効果も見直されていますが、この機会にごぼう茶も試してみてください。
香ばしい味わいが好きになる人もいるはずです。
是非お試しください。
【おわり】